BIGOT STORY
フィリップ・ビゴについて
本物のフランスパンは、
職人のこころが作るもの。
添加物は一切使わない。
パンの命は糧だから。
1965年、日本に初めて本格的なフランスパンを紹介したフィリップ・ビゴ。
当時の日本でパンといえば、ふわふわした食感のソフト系のものが中心であったなか、
パリパリのクラストでできたハード系のパンは、それまで、わたしたち日本人が抱いていたパンの概念を大きく変えました。
海をわたり、時代を超えて愛されるビゴのパン。自身の著書『L’Amour du Pain』のなかで、彼は、
「私にとってパンは毎食の主食であり、命の糧となる神聖な食べものである。
毎日、毎食、食べるものだからこそ、真のおいしさが問われるものなのだ―」と、綴っています。
『フランスパンの神様』とも呼ばれる彼は、いまも神戸にある「芦屋本店」ほか10数店舗を営み、
自らつくるパンを通じて“本物”をつたえつづけています。
Philoppe Bigotフィリップ・ビゴ
- 1942年
- フランス・ノルマンディ地方にあるパン屋の三代目として生まれる。
- 1959年
- 国立製粉学校製パン科に入学。フランスパンの権威、レイモン・カルベルに師事して製パンを学ぶ。
- 1965年
- 22歳の時、第6回東京国際見本市のために来日。
日本初の本格的なフランスパンのデモンストレーションをおこなう。 - 1971年
- 独立して「ビゴの店」第1号店を芦屋に開業。
現在は兵庫県・阪神地区を中心に十数店舗を展開。 - 2003年
- 日本におけるフランスパン普及に貢献した功績が称えられ、フランス大統領よりレジオン・ドヌール勲章を授与される。
